長年日本に住んでいたアメリカ人が米国に戻り、これらの逆カルチャーショックを最初に経験する
外国人が日本に13年住んだら母国に戻り、逆カルチャーショックを経験する【cc】
僕は合計13年間ぐらい日本に住み、福岡での田舎暮らしと東京での大都会での生活の両方を経験しました。
時々、アメリカ、特に故郷のハワイのホノルルを訪れましたが、いつも目に付くものがあり、再適応を迫られました。
コロナが流行したこともあり、アメリカにいない期間が今までで一番長かったです。
数ヶ月前、私はホノルルに戻って生活しています。逆カルチャーショックの初期段階で気になる11の事柄です。
1. 日本よりずっとカジュアルな接客サービス
これは、日本からハワイアン航空に乗ったときのことで、すぐに気がつきました。ハワイアン航空のスタッフはフレンドリーで、お客というより “友達” のように乗客に接してくれました。
「Here's your dinner, snack or whatever you want to call it.(はい、夕食か、おやつか、何かの食べ物です。)」と言ってCAさんが僕に食事を与えてくれた。何かの食べ物って。。。?
ハワイアン航空の食事は、他の航空会社に比べると、軽食以上ではあるが、ちゃんとの食事ではないので、ちょっと呼び方が難しい。
その後、別のCAさんが「クッキーはいらないの?一番おいしいのに!」と、食事のトレイを受け取りながら乗客に声をかけていた。
ハワイの遊び心あるフレンドリーな文化だ。しかし、それを知らない人は、なぜ自分の食事の選択が問われるのか不思議に思うかもしれない。
これは、日本ではすべてが形式的で、杓子定規で、全体としてはとても良いのですが、人間的なつながりや共感が欠けていることが多いのとは、大きな対照的なことです。
2. スマートフォンのアプリは日本より良い
スマートフォンのアプリのエコシステムは、アメリカの方が優れているとすぐ気づきました。
僕が利用しているゆうちょ銀行のアプリ事情を考えてみましょう。
1つのゆうちょ銀行アプリは、口座の残高と取引内容を確認するためのものです。誰かに送金したい場合は、なぜか機能申請をして、面倒なセキュリティチェックを受け、その後、別のゆうちょ銀行アプリを使う必要があります。
また、パソコンで同じ銀行口座にアクセスしたい場合は、さらに別のログインを申請し、その別のログインを使用する必要があることをお伝えしておきます。
比較すると、アメリカで使っているBank of Americaの銀行アプリでは、すべてが1つのアプリに集約されており、別々のログインや認証は必要ありません。
このアプリでは、新しい銀行口座を開設したり、相手のメアドや電話番号だけで手数料無料で送受信したり、請求書の支払いを追加・管理したり、銀行が一部の小売店で行っている季節のお買い得情報を見たり、請求に異議を唱えたり、財布をなくすことや不正があった場合にカードをロックして交換を依頼したり、チャットボットを利用したり、その他にもたくさんのことができるんです。
別のケースでは、白洋舎は顧客が自分のアカウントを管理し、ポイントを獲得できるアプリがあります。しかし、なぜか取引を追跡することができず、クリーニングの受け渡しにすら使えません。
日本のアプリはとにかく使い勝手が悪く、機能面でもアメリカより数年遅れている感じがします。
3. マスクの使用状況はさまざま
僕が日本を離れた昨年2022年8月時点では、少しずつ減り始めたとはいえ、ほとんどの人が屋内でも屋外でもマスクを着用していた。
つけたいからつけているのか、つけなければいけないと思ってつけているのか、みんながやっていることだからやらないことで迷惑をかけたくないと思ってやっているのかはわかりませんが、全体の9割以上だったような気がします。
アメリカに話を戻すと、少なくともホノルルでは、場所や時間帯によってマスクの使用率が異なるようです。全体として、現在室内でマスクをしているのは2~3割程度でしょうか。
4. 物価が高い
特に今はインフレの問題もあり、ほとんどすべての商品の価格が高いのは、飲み込むのにつらいものがあります。
日本円をずっと稼いでいると、アメリカなどでの生活が苦しくなってくる。2022年に入ってから、円の価値は対米ドルで-26%以上下がっている(10月現在)。物価が高くなり、円を稼ぐと購買力が著しく低下する。
日本にはないレストランでのチップも、もちろん経費の足しになっている。
5. 店頭の商品の値札が更新されていないことがある
今のところMacy'sというデパートでしか見たことがないものの、気にした。値札のない商品を見かけ、その代わりに「Get prices in a snap.(すぐに価格がわかることがでことができる)」ように、アプリをダウンロードしてそのアプリで商品をスキャンしてくださいというサインがあったのです。
特に、物理的に購入地点の近くにいる顧客が、価格を知るために余分なステップを踏ませる店はおかしいでしょ。
また、僕が行った場所の店舗は、伊勢丹などの百貨店と比べると、全体的に薄汚れた感じで、だらしない感じもしました。
6. 日本より犬との親和性が高い
こちらでは、銀行やカフェ、洋服屋さんなどに犬がいます。日本では犬は必ず外に繋いでおかなければならないので、これはあまり見慣れない光景だ。
また、犬は全体的に日本より大きい。また、しつけもしっかりしていて、お行儀がよく、全体的に愛犬環境が日本よりずっといいように思います。
7. テレビはもう終わりだ
アメリカでは、テレビに関することはすべてデジタルストリーミングに関するようになりました。ケーブルテレビは基本的に死んでいる。もちろん日本にもストリーミングサービスはありますが、アメリカのようなレベルではありません。
また、日本には「YouTube TV」という、基本的にケーブルテレビで見られるような100以上のチャンネルを見られるサービスもありません。もちろん、Netflix、Amazon Prime、Hulu、Disney+などはありますが、HBO Max、Peacockなど、アメリカでも利用率の高いサービスは日本にはありません。
アメリカと違って、日本ではケーブルテレビを無料で見られるということもある(NHKの料金を払うか、NHKのお金をせびる人に屈しない限りは)。
8. 日本のフルーツと比べると、アメリカのは平均して微妙
アメリカのスーパーマーケットでは、フルーツが大量に積まれているため、日本人観光客はフルーツ売り場の写真を撮るのが好きです。フォトジェニックな魅力はありますが、残念ながら、一般的な果物は日本のものと比べて美味しくありません。
マンゴーは今まで美味しかったけど(ハワイだから当たり前かも)、イチゴ、メロン、ブドウ...日本ほど美味しくない気がするんです。
もちろん、ハワイではほとんどのものを輸入しなければならないので仕方ないのですが。
9. アメリカではゴミは簡単に捨てられるが、良いかどうか不安がある
ホノルルでは、ゴミ箱は3つあります。灰色のゴミ箱は普通のゴミ、青いゴミ箱はリサイクル品、緑のゴミ箱は庭のゴミです。
日本では、都市によってゴミの分別が異なりますが、一般的にゴミの分別が必要な場合が多いようです。都市によっては、専用の袋を買わなければならないところもあります。
とにかく、一つのゴミ箱やバスケットにたくさんの種類のゴミを捨てるのは変な感じがします。確かにその方が簡単で便利なのですが、リサイクル施設では、もっと手間がかかるし、いい加減なのかもしれませんね。
10. 日本式のモダンなトイレが一般的になってきた
バスルームの技術全般は、米国が遅れていると思われる分野の一つです。トイレやシャワーは、長い間、とても基本的なものでした。
日本のモダンなトイレが注目されていること、TushyやLuxeのようなブランドが取り付け可能なビデを販売していることは知っていましたが、実際に見ることができたら違う感覚しました。大ヒットドラマ「THIS IS US 36歳、これから」でその話が出たり、TOTOのウォシュレットがコストコで売られていたりしました。
アメリカの衛生観念が変わるのは歓迎すべきことだと思います。
11. アメリカの”Social Security Number” (SSN)は重要で便利
これはアメリカ人として当たり前ことですが、僕の日本人の妻はアメリカでの生活が始まってからSSNがいかに重要であるかに気づきました。
日本は数年前にアメリカのSSNのような「マイナンバー」を導入しましたが、システム同士がつながっていなかったり、全体的に日本はデジタルの導入や実装が遅かったりで、まだほとんど使い勝手がよくありません。
マイナンバーを利用せず、住民票など従来のアナログな方法で本人確認や確認をするところも多いようです。アメリカで、日本との違いを感じれる。
これらは、僕が経験した逆カルチャーショックと気づきのほんの一部に過ぎません。時間が経てばもっと出てくると思います。
これらのトピックについて、YouTubeでビデオを作りました。日本語字幕付きです。
英語:Initial Reverse Culture Shocks Moving From Tokyo, Japan to Hawaii USA
ハワイでウェディングパーティーをしたので、経験をシェアし、協力したベンダーを紹介します。